ミッレミリア ①2018年11月05日 00:39

先日の日記で友人の招待でヴィンテージカーレースのミッレミリア会場の見学に行って来た事を報告しました。
詳細は日記にしなかったのですが、簡単に会場内の様子を日記にしてみます。

このレースで友人はなかなかの順位で無事完走したようです。
で、レースは金曜日から翌月曜日までの4日間で1,400キロを走るのですが、アメリカで開催されるミッレミリアに出走するためにそのレースが終わってすぐにサンフランシスコに飛んで行ったようです。
とんでもなく元気ですね。

さて日本版ミッレミリア会場の紹介です。

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出走者が集まる会場はこんな感じ。
奥の方だけの写真なので狭く見えますが実際はかなりの広さにひしめくようにヴィンテージカーが並んでいます。
どの車も博物館だと花形の一台になれるような車です。

こんな車が無造作に並んでいるのを見ると、招待客以外の立ち入りが出来ないのは納得出来ます。
調子に乗った観客が勝手に乗り込んだり、傷でも付けようものなら大変な事になりそうです。

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出発前の友人の雄姿です。

会場内では出走前の激励に訪れた招待客達がドライバー達に次々と声をかけて会話を楽しんでいます。
友人の周りにもいつも人だかりが出来ていて、なかなか近寄れなかったのですがちょっと人が切れたタイミングで写真を撮ってみました。

こんなヴィンテージカーを維持出来るほどのドライバーですから社会的には成功した人たちがほとんどなのでしょう。
その招待客の顔ぶれも豪勢です。
写真でしか見た事が無い芸能人、女子アナ、経済界で話題に上る人物、レース会の大物達が次々に挨拶に顔を出していました、。

要はこの会場は成功者達の社交場なんですね。
英国のダービーで貴族たちが社交を繰り広げるように、この会場は日本の成功者達の社交場なのでしょう。
その中で一般人は私達くらいな物かも知れませんね。

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友人のレースカー、1936製造ベントレーダービーのボンネットに光るマスコット、翼の生えた「B」マークです。

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日本の車も一台だけ出走していました。
トヨタ2000GTです。

このレースのレギュレーションでは1967年以前製造の車のみが参加する事が出来ます。
トヨタ2000GTは1967年から製造が開始されたのでギリギリで参加資格が有る事になりますね。

いつもは現行フェラーリ、現行ランボルギーニなどを越える特別のオーラを持つ車だと感じているのですが、今回はさすがにそのオーラもかすみがちでした。

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堺正章さんも出走していました。
友人に聞くと彼は毎年出ているようですね。

さすがに人気物でマスコミの取材で大変そうでしたが、質問内容は沢田研二がしでかしたコンサートのドタキャンの話題ばかり。
これから始まるレースに関して質問するのが筋でしょうに。
日本のマスコミって本当にどうしようも無いですね。