Fisheater's Paradise Second Stage

コザのウエスタンホテルへチェックインし、ようやく夕食です。

コザでは「善」という魚の美味い居酒屋が私たちの定番なのですが、予約の電話をしてみたら満席で入る事が出来ませんでした。
何度か同じ目に会ってるんですが、釣り優先なのでなかなか予約時間が確定しないので仕方有りませんね。

と言う事でコザの町を居酒屋求めて徘徊です。

コザは米軍相手がメインで栄えた成り立ちからしてやや特殊な町で、なかなかしっくり来る居酒屋が見つかりません。
メインは中の町社交街と呼ばれる一帯なのですが、どうしてもスナック、クラブが多く、釣り人が立ち寄るような食事メインの店があまり見当たりません。
もちろん何軒かは見当たるのですがちょっと怪しげで、魚好きな私たちが入るようなお店ではないようです。

米軍基地へと向かうゲート通り周辺も歩いてみたのですが、こちらも同じ。

まあ、ゲート通りはそれこそ有名なフィリピンパブのアマゾネス、フィリンピンのロックバンドがライブをやってるCLUB QUEENなど、アメリカ人のテリトリーなので当然かも知れませんね。

と言う事で、ホテルの目の前の大箱の居酒屋「てんぐ」に入る事にしました。



チキナーチャンプルーです。

チキナーとはからし菜、高菜の塩漬けの事らしいのですね。
私は高菜漬けはあまり好きでは無いのですが、、これをチャンプルーにするとメチャクチャ美味くなって大好きな沖縄の味に変身します。
ビールはもちろんオリオン生で、まずは一杯です。

奥にはサラダも見えますが、これも味、ボリューム文句なし。
この時点で、コザの居酒屋としては正解で有った事を悟りました。



海鮮生春巻き。

たっぷりの野菜とマグロ。
アボカドも見えます。
沖縄では、本当に何てこと無いマグロでも割といけるのが不思議です。



アーサ入りの出汁巻き卵。
もちろん市販の和風だしの元を使ってると思うのですが、しみじみと美味い。
酒も安く、料理も不満が出ないほどほどのお味。
ボリューム満点。

これで良いんですよね。



翌朝、ホテルの窓から本当に目の前に見える「てんぐ」です。
見た感じではあまり食指をそそられませんが、十分に満足出来る店でした。
善の予約が取れない時はまた来ましょう。

さて最終日。
出発です。