第二回 台湾遠征 372015年10月14日 13:21

無事に警察に財布を届け終わり、最後の夜は部屋で大人しく飲む事にしました。

2015_10_04_03_部屋飲み_カラスミ


ツマミはこれ。
昼間にお土産として正味珍へカラスミを買いに行ったのですが、帰りに酒の肴へと少し焼いてプレゼントしてくれた物です。

台湾ではこんな親切を色々受け続けて、何だかほんわりした気持ちで最後の夜を過ごす事が出来ました。

2015_10_04_03_部屋飲み


飲んだ飲み物の一部です。

左奥はいつも持ち歩いている竹炭水、さっぱりしたミネラルウオーターです。
その手前に「石~~」のラベルが高粱酒です。
こいつは40度くらい有って独特の爽やかな風味が有ります。
ちょっと一部の泡盛に近い味わいで私は大変気に入りました。

トマトジュースと右奥はもう私達の定番、台湾ビール。
右手前はキリンのBarです。
こいつは中国で作っているビールらしくキリンの台湾法人が販売しているようです。
こいつはちょっと甘くて私の口には合いませんでした。

ほどよく酒も回り、ちょっとタバコを吸いにホテル前の道路まで出て行く事に。

2015_09_27_03_ホテル前道路1


普段はタバコを吸いませんが、旅先で見慣れぬ景色と聞き取れない言葉を喋りながら行き交う人々を眺めながら吸うタバコは、程よい酒の酔いとともに気持ちを果てしなく緩やかな気分へと開放してくれる気がします。

2015_09_27_03_ホテル前道路2


前回の初遠征では数々の人々に助けられ楽しい数日間を過ごす事が出来ました。

そして今回もまた濃厚な出来事が次々に起き続けましたが、やはり台湾の人々に助けられ何とか無事に最終日を迎える事が出来ました。

時刻は22時過ぎ、メンバーも降りて来てバイクの通りも減った交差点を今回の旅を思い出しながらしばらくボーっと眺めていました。

と、私達のホテルの入り口から一人の女性が出て来ました。
ホテルの管理者に私達の部屋の掃除を指示したり、何かと私達の世話をやいてくれた女性スタッフの方です。

いつもキリッとして隙がなく、ちょっと頼りない男性スタッフを従えてバリバリ仕事をこなす印象が有る若い女性です。

私達が手を振ると、ちょっと恥ずかしげにヘルメットを被った頭をコクンと頷かせ入り口前に停めてあったバイクに近寄って行きました。
やはり台湾の女性、バイクで通勤しているんですね。

そして、サッとバイクに跨り、クルリとUターンさせて一瞬こっちの方へ顔を向け、もう一度私達が手を振るとまたコクリと頷きながらさっそうとバイクを走らせ始め、あっと言う間に姿も見えなくなりました。

この旅の間彼女は午後からの遅番のようでした。
色々とお世話になった事も有りお礼を一言伝えたかったのですが、明日の最終日はおそらくすれ違うだろうと思っていました。
偶然とはいえ、これでなんとか挨拶になった気がしてなんとなくホッとしました。

明日はもう空港へ行くだけの予定です。
部屋に戻ってもう少し酒でも飲みましょうかね。