宮古島GW遠征日記 2014/5/7 252014年08月01日 12:33

2014_07_13_05_むつみ橋通り入り口.jpg


さて、目的地に到着しました。

有名な市場通りの一本東の通り、むつみ橋通りです。

この辺り、何本かのアーケード街となった商店街ですが、戦後すぐガーブ川と言う川沿いに成立した闇市として栄えた歴史が有ります。
この辺りは沖縄に興味が有る人だと割と知られている歴史だと思います。

その頃はガーブ川周辺は湿地帯に近く、大雨が降る度に川は氾濫し、周辺に住む人達は苦労が絶えなかったようです。

その後那覇市、国際通り周辺の発展の過程でガーブ川の治水が進み暗渠化された結果、その上に商店街が成立したようです。

で、ここまで来れば分かると思いますが、その暗渠を辿ってみる為にここまで来た訳ですね。

以前の日記を読んだ事が有れば、大井町やその他の地域で地下に隠れた暗渠を追い駆けた事が有るのをご存知かと思います。
今回もそれをやってみよう、と言う話です。

写真を見ると、むつみ橋通りの向こうの歩道、うどんの幟が立っている辺りが盛り上がっています。

ここが橋の跡でこの下が暗渠となって川が流れているのだと思います。

入ってみましょう。

2014_07_13_05_むつみ橋通り.jpg


右隣、西に走る市場通りに比べるとやや狭いですが、立派な商店街が伸びています。
どちらかと言うと地元の人達が使うような商品を置いているお店が比較的多いようです。

この右側が暗渠、川の蓋になっていてこの上にお店が乗って営業しているイメージです。

2014_07_13_05_むつみ橋通り_暗渠.jpg


右を向いてみました。
奥に見える通りが市場通り、公設市場へ続くメインの商店街ですね。

そしてこの細い通路が川の蓋となりその下にガーブ川が流れているはずです。

2014_07_13_05_むつみ橋通り_橋.jpg


更に奥へ。

この辺り、道路がぐっと盛り上がっています。
こんな場合は地下に流れ込みが有って、それを越える橋となっている可能性が高いと思われます。

道はどんどん細くなり、派手な観光通りとは違うちょっとエキゾチックな道へと少しづつ変わって行きます。

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