大井町 焔 と 湖鮎2014年07月21日 00:08

先日、スッキリしたラーメンが食べたくなって、久しぶりに「焔」に行って来ました。

2014_07_19_01_大井町_焔.jpg


変わらず元気に営業しているようです。

しかし炎天下の暑い日中ですが、入り口が開け放たれていてエアコンが効いているかどうか不安な気配が有ります。
暑いのが滅法嫌いな上に、ラーメンを食べると体内から熱が噴出して来るようで、エアコンが効いていない店には近づく気さえしません。

近づいてみると入り口で小さなサーキュレータが回っていますが、エアコンも稼動しているもよう。

せっかくエアコンが動いているのに何で入り口の扉を開け放っているんでしょうね。

ちょっと理解不能です。

2014_07_19_01_大井町_焔_塩ラーメン.jpg


塩ラーメンです。

炙ったチャーシューもホロホロと良い具合に口の中でほぐれ、ちょっと濃い目の味付けがスッキリしたスープに合っています。

スープはいつも通り、鶏の旨味が良く出ていますが、最近時々他の店で見かけるポタージュのようなスープの重さは一切有りません。

麺はさっくりした食感のストレート麺。
美味いですね。

面白いのは、この店のラーメン、ラーメンに付き物の味のブレがほとんど有りません。

とにかく安定しています。

想像した食べたい味のラーメンが期待通りに出て来る。
ちょっと珍しいお店かも知れません。

ただ、エアコンが入っていたとしてもラーメンを食べるとやはり暑いですね。
そろそろ昼食のラーメンは限界の時期かも知れません。

その後、阪急デパートの魚をちょっと見物。

2014_07_19_01_だるまいか.jpg


だるまいか表記のケンサキイカです。

このイカ、私には不思議なのですが、産卵期が長くて春、夏、秋に生まれて来るそうです。
その生まれた時期と生息場所により、体形、色などが変化するようで、この時期獲れるグループは、白っぽくて太めの体形から、「白イカ」とか「だるまいか」とか呼ばれるようです。

どちらにしろケンサキイカである事に違いは無いので、あのネットリした食感と濃厚な旨味は持っているんでしょうね。

2014_07_19_01_湖鮎.jpg


そして天然湖鮎です。

この魚、ぱっと見で普通の天然鮎だと思ってしまいました。
サイズは小さいのですが、まだシーズンの走りで魚自体も育ちきっていないので、そんなもんだろうと思って納得していました。

ところが良く見ると、湖鮎、つまり琵琶湖の淡水鮎でした。
湖鮎はあまり大きく育たないので、これでも成魚なんでしょうね。
もちろん他の川に放流されると普通の海産鮎と同等の大きさまで育ちます。

で、この湖鮎、全国の川に大量に放流され、鮎釣り、鵜飼漁、普通の漁などで漁獲されています。

湖鮎は各地の鮎との交雑が可能なので、こんなケースだと琵琶湖産の鮎のDNAに各地の鮎のDNAが汚染される訳で、最近ちょくちょく耳にする国内外来種に当たるはずです。
おまけに湖鮎は海水に弱くて、普通の鮎と交雑すると稚魚の頃の生活の場である海に出る事が出来ず死滅してしまう厄介者のはず。

しかし、こんな時いつも鬼の首を取ったように騒ぎ、喚きまわるエコ屋の方々の意見を聞いた事が有りません。

鮎や鯉など、問題視すると確実に反発が帰って来るマズイ相手は見て見ぬ振りをしているのでしょうかね。

日本には火の粉を被る事の無いいくつかのスケープゴートが存在します。
そっちの吊るし上げで良い事した気分で自己満足でもしてるのでしょうね。

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