能登半島 2014/04/29 ⑬2014年06月13日 00:04

その頃は外は雨になっていて、富山湾方面での釣りは諦める事にしました。

そして宇宙人が現れたと言う羽咋市方面へ。

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羽咋市の誇る宇宙施設、コスモアイル羽咋です。
この施設の名前は割と知られていますが、私はもっとアングラかつマイナーな施設かと思っていました。

立派なドーム型の宇宙科学博物館、大きなロケットのオブジェ。
お遊びで簡単に作れるような施設では有りませんね。

2014_06_07_02_羽咋市_コスモアイル羽咋_アポロ月着陸船.jpg


アポロ計画で使用されていた月着陸船です。

もちろん使用済みでは有りませんが外壁のプレート、ケーブルなど素材は本物、シートの下のプレートにはニクソン大統領、アポロ11号の搭乗員(ニール・アームストロング、エドウィン・オルドウィン、ミッシェル・コリンズ)の署名が入っているそうです。

何だか半端無い本気具合ですね。

ところで余談ですが、アポロ計画で人類は月に行っていないとか言う陰謀論にハマッている人をたまに見かけます。
本気で言っているんでしょうかね、と言うか身近で本気でそう思っている人が居たのは驚きでした。

もちろん縁を切りたいと思います。

2014_06_07_02_羽咋市_コスモアイル羽咋_UFO写真.jpg


コスモアイル羽咋と言えば、こう言う展示物は外せません。

どこかの国で写されたUFOの写真だそうです。

説明書きでは合成写真と判定されていますが、このクオリティ。
灰皿以外の何物にも見えないくらいのひどさで騙される人は居ないんじゃないでしょうかね。

2014_06_07_03_羽咋市_コスモアイル羽咋_ボストーク帰還カプセル.jpg


そうかと思えば驚きのこの展示物。

旧ソ連のボストーク帰還カプセルで、実際に宇宙から帰って来た本物の本物だそうです。

何故ここに、こんなとんでも無い物が??

ちなみにボストークは、この丸い大気圏突入用カプセルで地球に突っ込んで来て、高高度で宇宙飛行士はこの中から飛び出すそうです。

そして各々がパラシュートを開いて着地するそうですが、とんでも無い力技で帰還するもんですね。

宇宙飛行士の勇気に乾杯したいと思います。

ザ・ワーレ・ズダローヴィエ、ハラショー!

さて、薄暗い館内の展示物の見学もおおよそ終わり出口へと向うとこんな部屋が。

2014_06_07_03_羽咋市_コスモアイル羽咋_UFO図書室.jpg


宇宙人の研究施設と宇宙人関連の図書館のようです。
この部屋は立ち入り禁止だったのがちょっと残念でした。

その他にも火傷の跡がまざまざと残る宇宙人の模型、実際に触る事が出来る実物の隕石など、なかなか見ごたえの有る展示物が充実しています。

私も正直イロモノの施設だと思っていたのですが、実際は各地のJAXAの施設とはまた違った観点での展示物が充実したなかなか素晴らしい施設なのではないかと思います。

近くに立ち寄った際には見学してみる事をお勧めします。