クマバチ2014年05月24日 07:32

最近、どこかの中学校の先生が授業参観日にNHKののど自慢に出たらしく話題になっているようですね。

その行為に対して全くの外野から、有り/無しの意見沸騰のようですが、バッカじゃないでしょうか。

私に言わせれば、議論の余地無しです。

正解は、授業参観なんぞ延期してクラスの生徒、親、総出でノボリを立てて会場に応援に押しかける。

これでしょう。

聞けば出演に向けて管理職の校長先生に選出までの経過を報告、相談して許可もキッチリ取っての出演との事。

生徒に大人としてのルールをキチンと守る事を示し、その上で趣味を通して楽しめる人生の見本を示す。
立派な教育だと思うのですがね。

中学生活の良い思いでの一つとして、30~40年後には同窓会の良いネタになる出来事じゃないでしょうか。

その頃は先生は死んでるかも知れませんけど。

ネットで見ていると、教育者としての自覚が足りないとか、教師たるもの自己の犠牲を払ってでもどうとかこうとか、の書き込みが見られたりします。

この論調は教職、公務員、警察、医者などの職業に対して良く向けられる言葉のような気がします。

教職は教育と言うサービスを、公務員は地域生活のサービスを、警察は治安、医者は医療、それぞれの対価に見合ったサービスを提供しているに過ぎず、国民の奴隷じゃないんですけどね。

何となく、他人に厳しく自分に甘いゲス顔が目に浮かぶようです。

また、自分は犠牲になって休みや趣味を諦めているのにケシカラン、とかの意見も。

スケジュール管理も出来ない無能を自慢して何が嬉しいんでしょうか。

休む前にやるべき事はキチンと終わらせて、緊急時の連絡体制、エスカレーションルートくらい整備して休める体制を作ってください。

もし、勤め先の問題で諦めざるを得ないとしても、それは本人の責任。
自分の希望がかなわないのなら、お前の希望もかなえさせないって事でしょうか。

私も去年は半年ほど、土日を含めて一日も休み無く出勤する事態になりましたが、だからと言って他人も同じように働けとか思いもしませんでした。
自分が必要だと判断、納得して仕事を選んだ、ただそれだけ。

こんなヤカラは出来れば私の目の前に顔を出さないで頂きたいと思います。

2014_05_23_国際展示場_クマバチ1.jpg


職場のプロムナードに今年も白い小さな花が咲きました。
何と言う花なのか分からないのですが、甘い香りを持つ小さな花です。

で、この時期になるとやって来ると言うか現れるのがコイツ。

2014_05_23_国際展示場_クマバチ2.jpg


画面の中央、四角いビルの上に黒い点が見えるでしょうか。

クマバチです。
良く見ると蜂の形が見えるとおもいます。

彼らは数本のこの木の周りでホバリングしていて、通りがかる人々に飛びついてはビックリさせているのがこの時期の風物詩になっています。

彼ら、そう彼らは雄のクマバチで、この木の前でメスバチがやって来るのを待っているんですね。

ちょっと間抜けな彼らは、動く物ならメスではないかととりあえず飛びついてみます。

そこらを飛んでいるスズメ、ハト、同じ雄バチ、果ては歩いているサラリーマン。
雄バチなので刺す為の針を持っていませんが、図体はデカイのでちょっとビックリさせられます。

最初は10匹くらいでホバリングしていたのですが、昨日はわずかに3匹程度。

他の皆はもうパートナーを見つけたんでしょうか。
アブレてしまった残り3匹、早くメスがやって来ないか、ちょっと同情を禁じえませんでした。

頑張れ3匹。