柿生 竹の助2014年01月27日 00:02

株式会社サンポールの小鳥の柵を愛でたところで、目的地「竹の助」へと向います。

竹の助

電車なら柿生か鶴川から向うのでしょうがアクセスがかなり悪く、車などの交通手段が必要でしょう。

前回は面倒なのと思いつきで歩きで行ってエライ目に会った訳ですね。

店への到着は開店時間11:30の数分前。
4~5台停める事が出来る駐車場が隣接していて、一台開店待ちの車が入っていました。

バイクを停めて装備を外して準備が整った頃にお店が開きました。

2014_01_25_ 柿生_竹の助_外観.jpg


店の前はすぐに2車線の道路でちょっと気を使いますが、こじんまりした品の良い店構えです。

2014_01_25_ 柿生_竹の助_メニュー.jpg


メニューはこんな感じ。
中華そば650円と値段もまずまずです。

2014_01_25_ 柿生_竹の助_ワンタン麺.jpg


ワンタン麺、850円です。

ワンタン麺は都内の五反田「かづ屋」、恵比寿の「おおぜき」が950円ですので、場所柄か100円ほど安くて良い感じです。

そう言えば私の大好きな三軒茶屋の「茂木」の餡がタップリ詰まったワンタン麺は840です。
本当に良心的な価格で提供しているのが実感されます。

この店最大の特徴は麺ですね。
噛むとグッと押し返して来るコシを持つピロピロした平打ち麺。
噛んだ後も唇と舌にプルプル来る心地よい食感と滑らかな舌触り。
きっと手打ちでしょう。

スープは鶏ガラ、魚介の風味は私には感じられないくらい抑え目。
使っているんでしょうかね?

鶏油が表面に浮き、手繰る麺にほど良い動物性のコクを纏いつかせて来ます。

トッピングはホウレン草とナルト、そして海苔。
特徴の有る麺とスープ、このスタイルはきっと白河ラーメンにルーツが有りますね。

スープそのものはガツンと来る芯が無いので、おそらく無加調だと思います。
しかし、しっかりと出た鶏の出汁がそのスープの弱さをぎりぎりカバーしています。

これは美味いです。
この辺り半径20キロ以内での私の知る最も美味いラーメンですね、これは。

これに僅かで良いので化学調味料を加えると、本場白河で食べたどの白河ラーメンよりも私の好みに合います。

小田急沿線では多摩川を越えて都内に入るか、町田周辺まで行かないとあまり美味いラーメン屋が有りません。

この店は住所自体は町田ですが私の住居に比較的近い場所に有り、何だかとても良い拾い物をした気分です。

また店主、奥様らしき店員さんの対応も落ち着いていて、どこかのラーメン屋のように大げさに構えたところも無く、淡々と仕事をし接客もごく普通で好感が持てて良いですね。

この日、長い行列までは出来ていませんでしたが席はほぼ埋まり、店を出たところ駐車場待ちの車が一台並んでいました。
店の前の道路は車通りの割りに狭くて空き待ちしづらいので、車をどこかに置いてから店に来た方がスムーズかも知れませんね。

さて美味いお店を見つけて満足し、良い気分で近所をバイクで走り回っていると沢谷戸自然公園と言うのを見つけました。

ちょっと入ってみたいと思います。