福島 ①2013年09月09日 09:14

今週は忙しくて長文日記は難しそうですが、とりあえず地味に更新してみます。

昨日の日記で第二原発の写真を撮ったのは下のリンク先辺りだったと思います。

福島

この時は、別な目的地に向って国道6号線沿いに北上していたのですが、原発施設の近くで誘導員の出す指示に従って行くと正門脇の広場に誘導されてしまいました。

どうやら最近は地元民の一時帰宅や帰宅困難地域の通過が許可されているらしく、その方たちと間違えられたようでした。

当然ながら許可証は持って無いので、何やら大人数の係員でモノモノしく警備された中をUターンするハメになってしまいました。

そして、目的地はここでした。

2013_09_08_夜ノ森駅


私の携帯の待ちうけ画面に使っている画像です。

原発事故で帰宅困難地域となり立ち入り出来なくなった駅ですが、調べていると近寄れるらしい情報も有ったので寄ってみようと思いたった訳です。

しかし、駅の数百メートル手前で国道は封鎖されていて、係員に従ってやはりUターンする事になってしまいました。

あの駅の今はどうなってるんでしょうね。

福島 ②2013年09月10日 16:51

昨日は夜ノ森駅に行こうとしていた事を日記にしました。

実際夜ノ森駅に限らずあちこちで古い駅舎を探してウロウロするのを楽しみにしています。

福島第二原発のすぐ近くに一つの駅が有るので向かってみました。

2013_09_08_富岡駅3


富岡駅です。

道々ラジオで、この駅を通っている常磐線の一部が運行再開の為に整備が進められていて、時々時速20キロ程度で列車が通過するので気を付けるように放送されているのを聞いていました。

しかし、この駅の再開はまだまだ先のようです。

第二原発の写真を撮ってから富岡駅までのルートは以下です。

富岡駅

しかしこのルートはかなり荒れてしまっている上に、津波で倒壊しかけた危うい家屋や、流されて来た2階のみの家などが道路を塞ぎ、慎重に避けつつ通過する必要が在りました。

原発の影響が無いエリアはガレキの撤去も進み、復興作業の開始を待つ地域も有るのですが、この辺りは住民が戻るアテも無くガレキもそのまま放置されている状態のようです。

画像は載せませんが、このルートの左右の荒地に、大きく真っ赤な文字で、人、人、人、人。。。。と書かれた夥しい数の車、倒壊した家屋が並んでいました。

震災後の捜索で被害者の方が発見された形跡なのでしょうかね。

福島 ③2013年09月11日 11:16

富岡駅前です。

2013_09_08_富岡駅2


駅正面、駅前ロータリーに面した角地なのでこの駅周辺の一等地だと思いますが、津波で破壊された家屋が放置された状態でそのまま残っています。

しばらく駅の様子を眺めていると、この駅には家族連れの車やバスツアーの一団らしき人々がしばしば訪れて来る事が分かりました。

で、なんとなく調べてみると最近は支援金の寄付をセットにした復興応援ツアーといった名目で震災地域を巡るツアーを企画している旅行会社が結構有るようです。
寄付金が集まったり、現地での買い物などでお金を落とすのは多少なりとも意味が有ると思いたいですね。
それと、ツアーであっても現地を直接自分の目で見る事自体はそれなりに意味が有るんじゃないかと思います。

私の場合は駅の様子や、釣り人が消えた海、池などで良いポイントが無いかが関心毎なので完全な野次馬に過ぎませんが。

福島 ④2013年09月12日 10:57

相変わらず長文を書く余裕が有りませんが、福島の④です。

2013_09_08_富岡駅1


そろそろ出発して目的地へ向かう時間です。

おそらくここは駅前の目抜き通りだと思います。
とは言え、富岡駅の周辺は本当に狭い地域で、商店などもわずかしか無かったようです。

この辺りは背後に山が有るせいか、建物も一階部分は全て押し流されていますが、2階部はかろうじて残っている家などが散見されます。

もう少し北部の浪江町~南相馬~亘理~名取のように、平野部では、全面が海に飲まれたせいか根こそぎ持って行かれたように見えるのとはちょっと違ってみえます。

この後は隣の駅、夜ノ森駅へと向かったのですが、国道が閉鎖されていてたどり着けなかったのは先日日記に書いた通りです。
いつ私はあの駅へ再訪出来るんでしょうかね

福島 ⑤2013年09月13日 12:52

富岡駅を出て夜ノ森駅へ向かいましたが、残念ながら引き帰す事になりました。

で、当日は最終的に会津若松へと入りました。

2013_09_08_会津若松_ハトヤ_ソースカツ丼


会津若松へ来たら、食事はやはり会津ラーメンかソースカツ丼で決まりですよね。

ソースカツ丼自体ですが、全国のいくつかの地域で楽しまれているメニューです。
会津以外の地域では食べた事が有りませんが、私が知っているだけで、福井、会津、伊那市で見られる料理です。

会津の場合はソースが各店で特徴が有り、甘みの強さや辛さ、使われている出汁などの風味がそれぞれ異なります。

このソースカツ丼は「ハトヤ」の物で、やや甘みが強いのですが大変美味しい旨みを持っています。

ソースカツ丼を食べた事が無い場合、ウスターソースやトンカツソースをそのまま掛けた物を思ってしまいがちですが、少なくとも会津ではそう言う店は見た事が有りません。

私が初めてソースカツ丼を見たのは、高校生の頃に宮崎県の高千穂町に行った時でした。
天岩戸神社に行ってみたのですが、そのすぐ近くの食堂でカツ丼を頼むとソースカツ丼が出て来てびっくりしたものです。

その頃は普通のカツ丼しか知らなかったので、えらく貧乏臭い食べ物だなと思って食べた記憶が有ります。

このソースカツ丼、釣り仲間でも好き嫌いが別れます。

ある人物はソースのかかったトンカツは皿で食べる物だと言って食べようとしませんし、どうしてだか食べるのを嫌がります。

また別の人物はソースカツ丼はカツ丼と認めない、と存在を全否定する始末です。

まあ、私も以前は九州トンコツ以外はラーメンと認めていなかったので偉そうな事は言えませんけど。
基本、私は美味ければ何でも良いので食べますし、と言うか美味いですよね、これ。
トンカツとチョット甘めのソースは大正義だと思うのですが、いかがでしょうか。

私の何でも有り精神は何にでも発揮されます。
刺身をオーロラソースで食べる、餃子をソースで食べる、日本そばのツユにマヨネーズを入れる、ちゃんぽんにマヨ、焼き魚にコリアンダーをまぶしてみる、コリアンダーと鰹節のネコマンマ、まあ何でも試してみて気に入ればOKですよね。