レガシィとの旅 その35 山口県 ④2013年06月21日 12:51

次は山口県その④です。

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山口県の地図が表示されていない場合は日記のタイトルをクリックして日々の日記を個別に見て頂ければ大丈夫です。



レガシィで走り回った日記のはずですが、何だか昔話の日記になっています。
とは言え、広島県と山口県だけの事でしょうから、とっとと日記にして通り過ぎる事にしましょう。

中学生の頃、角島への遠征の為に特牛駅を利用した事を日記にしました。

その角島とはこんな島です。

角島

現在この島と陸地は有名な角島大橋で結ばれています。
この角島大橋が大変に美しい橋で、ライダー達や観光でのメジャーポイントになっています。

角島大橋

私もレガシィで渡りましたが、独特の海の色と共に素晴らしい景観が広がる素晴らしい橋でした。

中学生の頃はこんな橋は有りませんでしたから、この島へは特牛港から30分ほどの渡船で渡る必要が有りました。

釣りそのものは大漁とは行かずともそれなりに釣れましたが、思わぬ経験をした事を覚えています。

初日夕まずめに数匹のメバルを釣り上げたところでその日は終わりにする事にしました。
釣れた魚は翌朝まで海中で生かす事にし、岸壁から網に入れてぶら下げる事にしました。

翌朝網を上げに行ってビックリです。
網の中には骨だけになった魚が残されているだけで、メバルの影も形も見えません。

網を上げ、骨を引っ張り出してみると何やらモゾモゾと動く姿が。
羽の無いゴキブリに似ていますが海にはゴキブリは居ません。
割と嫌われる事の多いフナムシにも似ていますが、動きも鈍くどちらかと言うとダンゴムシに似ています。

タイノエとかウオノエに似てはいるのですが、近いような気もするのですが微妙に違います。

ウオノエ

一番近いのは最近良く話題に上るダイオウグソクムシの姿ですが、 大きさは1センチくらいしか無かったので関係ないとは思いますが。

夜の間にこいつらが群れを成してメバルを食い尽くしてしまったんでしょうね。
何匹か手に取りましたが、一匹が吸盤のような口で指に吸い付いて来た感触が忘れられません。

噛みはしませんでしたが、あの不快感は何とも背筋が寒くなるような経験でした。

中学生の頃の話はこれくらいにしておいて、山口県には数々の観光地が有ります。

この角島を初めとして、有名どころでは、吉田松陰、松下村塾で有名な萩市。

萩市

壮大な鍾乳洞を擁する日本最大のカルスト台地秋吉台とその地下に広がる秋芳洞。

秋吉台

秋芳洞

毎年、県庁所在地の最低人口を競り合っている山口市。

山口市

見所は満載な県なのですが、私からはここを紹介しておきます。

この辺りです

リンク先を見ると分かると思いますが、山口県長門市向津具半島に(むかつくはんとう、と読みます)楊貴妃の墓が有るんですね。

源義経がジンギスカンになったり、青森にキリストの墓が有ったり、日本にも色々と不思議な事が有るものですが、素直な気持ちで立ち寄ってみると良いかも知れません。

ちなみにこの墓は最近の観光資源ネタとして造られた物でもなく、私が中学生の頃には知る人ぞ知るスポットでしたので、かなり古くから有る物のようです。

今でも山陰方面を走ると懐かしさの余り、昔の痕跡を探して小さな漁村を散策する事もまま有ります。

特に移住したい、永住したいと思う事は有りませんが、私の中で山口県は、私の子供の頃の記憶と共に有り、思い出と不可分の懐かしい地域です。

少し日本海沿いを北上すれば山陰本線の鄙びた駅、古くからの漁村、歴史の有る町並みが残された場所をいくつも見る事が出来ます。
皆さんもチャンスが有ればちょっと立ち寄ってみたらいかがでしょうか。