新百合ヶ丘 北辰2013年04月29日 19:41

車を工場に預けた後、新百合ヶ丘のスーパーに立ち寄ってみました。

この街にはイトーヨーカドーなどのスーパーの地下、食用品フロアにテナントとして肉屋や魚屋が入っています。

2013_04_27_新百合ヶ丘_北辰


今日は「北辰」で魚を見てみました。
時々立ち寄りますがこの店では良い魚に出会う事が有ります。

で、有りました。
個人的な今日の目玉商品です。

2013_04_27_新百合ヶ丘_北辰_メジナ


メジナ、25センチほどで500円弱で出ていました。
釣り人には馴染み深い魚ですが、一般的には滅多に流通しない魚です。

朝〆と表示されていましたが、念のため目玉を覗いてみると藍色がかった透明感の有る色合い、新しそうです。

メジナは鮮度が命で、ちょっと鮮度が落ちるとせっかくの磯の香りが臭いに変じてしまいます。

刺身用に三枚におろしてもらい氷を貰って意気揚々と帰宅しました。
実に楽しみですね。

イソイソと帰路につく傍らに。

2013_04_27_ご近所_川


ここは近所を流れる小川です。
小川と言っても3面護岸の生命感の無い味気ない川です。
高くなった護岸には、誰が植えたか綺麗な花と桃の木が育っています。


そして向こうに見える橋の下、暗い陰に手を広げたような葉を持つ植物が生えているのが分かるでしょうか。


シュロの木です。

この橋の下は僅かにエグレていて上流からの砂が薄く溜まっています。
もう10年以上前、15年前くらいでしょうか、大雨が降った後にここに小さなシュロの木が流されて来て漂着しました。

どこかの庭から流されて来たんでしょうね。

最初はベッタリと地面に張り付くように細々と生きていましたが、数ヶ月後に小さな砂場に根を貼り体をもたげるようにして葉を伸ばして来ました。

それ以来、台風、夕立の大雨、洪水に負けず小さな砂場で逞しく生き抜いています。

漂着した頃は1メートルちょっとくらいの高さでしたが、今は3メートル以上に成長しています。

この川の管理はどこになるのか分かりリませんが、出来ればこの頑張りに免じてそっとしておいてくれない物でしょうかね。

2013_04_27_新百合ヶ丘_北辰_メジナ_刺身


メジナの刺身です。
実に新鮮で旨味、香り、甘味、脂の乗り、全てに最高でした。
泡盛でも充分に美味しかったのですが、ここは日本酒で行くべきでしたね。