奄美大島遠征 (2012/11/30) その42012年12月19日 19:50

大井町の探索日記を載せていましたが、そろそろ奄美大島の遠征日記を再開したいと思います。

と言う事で初日、一村での食事の続きです。

2012_11_30_奄美_一村


入り口はこんな感じで居酒屋としては大人しめな造りですね。

刺身の次は、お任せとは別に頼んでいた白身魚のフライが出て来ました。

2012_11_30_奄美_一村_白身魚のフライ


南での食事では白身魚の料理が楽しみの一つです。

刺身も良いですが揚げ物も大変に美味しく見かけたらいつも頼むようにしています。

南でフライで良くみかける魚と言えば、エラブチ、シイラが多いですが今日の魚はマツだそうです。

マツと言うのは奄美大島ではヒメフエダイ、アオダイなどの底物の魚の総称名になります。
沖縄ではマチと言いますね。

このフライはスーパーで見かけたヒメフエダイの仲間だと思います。

キメの細かい緻密な白身とやや濃い目の旨みの美味しいフライでした。

2012_11_30_奄美_一村_豚足煮付け


次に出て来たのは豚足の煮付けです。
芋がらと一緒にカツオ出汁ベースの薄めの味付けで柔らかく煮られています。

沖縄でもテビチと呼ばれて豚足は良く食べられますが、この店の味付けは更に脂肪分が少なくあっさりとしています。

実に美味い豚足です。

次は、間に油ソーメンを挟んでメインのサネン蒸しです。

油ソーメンの写真を撮り忘れていたのが残念ですが、これはソーメンチャンプルに似た料理です。

沖縄のソーメンチャンプルーはどこか中華に通じる味わいを感じる事が有りますが、奄美の油ソーメンはあくまで和風の味付けで優しい味わいを持つ料理です。

2012_11_30_奄美_一村_サネン蒸し


サネン蒸しです。

香り高い月桃の葉でウナギご飯を包み蒸し上げた逸品です。
タレで焼き上げられたウナギとその脂がご飯に浸み込んだ深い味わいに月桃の山椒に似た香りが更に食欲を高めます。

私はこの一品の為に一村のお任せをお願いすると言っても過言では無いでしょう。

お任せ料理の量は私が調度満腹するくらいの適量です。

美味い黒糖焼酎の何杯も飲みましたし、あとはちょっと部屋で飲む為に買い物でもしてホテルへ帰るとしましょう。