大井町 立会道路 その22012年12月17日 00:07

大井町の「立会道路」を昔の川の跡だと予想して散策しています。

前回で立会道路は大井町の駅、ホームの下へ消え、おそらく駅の向う側で川の痕跡が探せると考えました。

とりあえず、近くに有る踏み切りを越えて行ってみました。
場所はいつもの阪急デパートの玄関辺りです。

で、地面の様子を見てみると、、、有りました。

川の痕跡です。

2012_12_14_12_02_阪急前_河岸


後ろが東海道本線の線路で大井町駅のプラットフォームになっています。

立会道路が線路の反対側で消えた辺りを、まっすぐ延長するとこの辺りになります。

写真に2つの赤丸を付けてみました。

進行方向に向けて護岸跡らしき2本の白いコンクリートのラインが延びています。

この2本のラインに挟まれて蓋をされた川が流れていて暗渠となっているのだと思われます。

2012_12_14_12_07_阪急前_歩道


川は阪急デパート前の歩道となり、ゆったりと右へ蛇行し更に続きます。

以前から阪急デパートが入っている区画のビルの壁面は歩道に沿ってRを描いていて、ちょっとシャレたデザインだな、と思っていました。

実はこれは川幅をいっぱいに使った必然のデザインだったんですね。

阪急デパートを越えると川の痕跡は目立たなくなります。

駅前のロータリから進行方向の西側を観察してみると、右手に当たる北側はりんかい線の駅などが有る高台になります。
左手も池上通り方面へ続く上り坂です。
川が有ったとすれば、その谷あいに当たる車道辺りを流れていたはずです。

そして、ちょっと気づきました。

この辺りから道路がわずかに盛り上がり信号辺りで元の高さまで下がっています。

これは橋の痕跡では無いでしょうかね。
橋と言うのは、土手を越える為に川の手間からなだらかに高くなり、川を越える物ですからね。

橋の痕跡?

川はこの位置で道路と交差し橋の下を右へと流れて行ったと思われます。
先へと進んでみましょう。

2012_12_14_12_10_河川跡_公園


怪しいですね、この道。

緑地帯

真ん中に幅5メートル程度の長細い緑地帯が有って、その両側に一車線づつの車道が走っています。

2012_12_14_12_11_河川跡_公園


緑地帯は続きます。

緑地帯はちょっとした公園のようになっていて休憩出来るようになっています。
川の上に植えられたと思われる街路樹もかなり大きく成長していて、この川が暗渠にされたのはかなり以前だと想像されます。

こんなデカイ木が生えていて、天井が抜けたりしないんでしょうかね。

2012_12_14_12_14_河川跡_公園




緑地帯の終点です。 緑地帯は西大井駅へと続く車道へと繋がっています。

ここから川はどちらに向っているんでしょうか。
まっすぐ西大井町方面へ向ったんでしょうか、大きくカーブを切って左右どちらかに向ったのでしょうか。

今日はもう時間が有りません。
その内にバイクででもやって来て、どこまで続いているのか探索してみましょう。

で、ここまで日記にした後にこの想像上の川について調べてみました。

するといくつか面白い事が分かったので、次回の日記にしてみたいと思います。

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