東北 ~南三陸町2012年11月27日 12:28

塩竃市を出発し北上します。

このルートです

しばらくは松島湾沿いの道となりますが、この辺りは湾内のおかげか比較的津波被害が小さかったように見えます。
湾を塞ぐように散らばる島々が町を守ってくれたのでしょうか。

観光客も大変に多く、松島海岸駅を越える辺りまで想定外の渋滞で大きく時間をロスしてしまいました。

この辺りです

ストリートビューでも目立った被害は見当たらないようです。

塩竃から松島にかけては観光をベースにした復興が始まっているみたいで何よりです。

ところが東松島市に入った辺りから様子が一変して来ます。

この辺りです

道の両側に空き地が目立つようになり、建っている家屋も一階の壁が壊れてガランドウのようになってしまった家が目立ちます。

外海に面したこの辺りは当然のように津波の直撃を受けたんですね。

道は石巻市へと入り海岸沿いの工業、倉庫地帯を抜けて行きます。

当然ながら石巻市も大きな被害を受けていて道路はデコボコであちこちで補修をしていますが、港湾地区を通る道のせいか被害が目立ちにくいようでした。

動画では物凄い津波に襲われています。
恐怖以外の何物でも有りません。

石巻市津波

道は石巻市の東で国道398号線と合流し女川町へと向かいます。
そして牡鹿半島の根元を越え女川町の平地部に降りた途端に異様な光景に出会う事になりました。

女川町は牡鹿半島の付け根の湾奥に広がる比較的大きな漁港のはずですが、何も残っていません。

根こそぎ津波に浚われたのだと思うのですが、集落丸ごと、それこそ町を丸ごと持って行かれた結果がこの状態なんですね。

さすがに同乗の仲間からも声が出ません。
写真さえ撮る気がおきない惨状です。

この辺りです

女川町津波

女川町被害状況

ストリートビュー右奥に茶色の建物が見えていますが、この高台へ続く階段の壊れ具合から見て2/3くらいまで水は上がったように見えます。

そんな高さまで押し寄せられたら普通の家屋はひとたまりも無いですね。

道は続き気仙沼方面へと向かいます。
道々現れる平地、集落にはことごとく津波の被害の爪跡が続きます。
さすがに車の中も重苦しい空気が漂います。

女川町から走る事一時間余り、一軒のコンビニが営業していました。

この辺りです

塩竃市を出て松原市を越え2時間以上走っていますが、初めて営業しているコンビニを発見しました。

ストリートビューではまだ復興前の空き地の状態ですが、プレハブ造りのようには見えますが立派に営業してくれています。

トイレは工事現場に置いてあるような仮説トイレですが、本当にありがたい存在です。

ちょっと飲み物でも買って元気を出して行きましょうかね。

2012_11_10_気仙沼線_陸前戸倉周辺


気仙沼線、陸前戸倉駅の近く、コンビニの目の前です。

この辺りです

線路は流されて跡形も有りませんし、山に植えられた杉らしい樹木も波を被って立ち枯れています。
私たちが行った時は、トンネルの上辺りまで立ち枯れが進んでいるように見えました。

間もなく道は南三陸町に入ります。
ここも甚大な被害を受けた事で有名になってしまった町ですね。