佐賀 遠征 62012年06月06日 16:50

なんと二日続けてボーズです、のはずでしたが写真の日付を見るとこの日は一匹釣れていました。

2012_05_28_ライギョ


画像のコメントは28日になっていますが、画像データの方は27日を示していました。
勘違いですね。

佐賀県北部のポイントから市内へとポイントチェックをしつつ戻り、南部のポイントで釣った魚でした。

ですが、これだけを思い出すのに相当な苦労をしました。
暑さで頭がボケてたとしか思えないのですが、この魚の記憶がスッポリ抜けていました。

この日は30度を越えていて、意識朦朧の状態だったんでしょうかね。

で、翌日ですが、これこそ正真正銘のボウズです。
どこに投げても釣れやしません。

まあ、話はすっ飛ばして夕食ですね。

2012_05_28_ホルモン徳_ホルモン盛り1


ホルモン「徳」のホルモンセットです。

この辺りです

この他にも皿に盛られたホルモンが有ったのですが写真を撮り忘れてました。

このお店は徹底的にホルモンの質にこだわっていて、全て生を使用しています。

しかし、本当に素晴らしいクオリティですよね。

また、シーズンによって仕入れる産地を選択し、ベストな状態のホルモンを揃えるよう努力されているとの事です。

魚だと季節と地域の関係は味に大きな関係が有りますが、肉、ホルモンでそこまでこだわっているお店は初めて聞きました。

ご主人は本当のマニア気質、焼き方にも一家言有ります。

2012_05_28_ホルモン徳_ホルモン焼き


焼いてます。

二人で丸腸を焼いてる画像ですが、箸がブレていますね。
ご主人に教えてもらったのですが、ホルモンは乗せっぱなしだと美味く焼けないのだそうです。

網に乗せたら箸でコロコロとひっくり返す必要が有るらしいです。
そうすると焦げたり、火が出たりする事も無く美味しく焼けるそうです。

まさにひっくり返している最中ですね。

確かに丸腸などの脂が多い部位は炎との戦いになりがちです。
店によっては氷を準備しておいて、火が出たところに氷を置く事で鎮火したりする工夫をしていたりします。

ところが「徳」のご主人が言うようにクルクルとひっくり返していると全く火が出ないんですね。

これは目から鱗でした。
引返す頻度は10~20秒に一回くらいでしょうか。
お試しください。

2012_05_28_ホルモン徳_赤身盛り1


赤身です。
素晴らしい肉質ですね。

この店は昨年は3回来ましたが、今年は何回来る事になるんでしょうか。

佐賀 遠征 72012年06月07日 00:07

はい、5月29日になりました。

最初に白状しましょう、この日も私は釣れていません。

2012_05_29_麦秋


景色は良いんですけどねえ。

アタックは有るものの乗らない魚ばかりです。
食いが浅いんですね。

2012_05_29_南陽


昼食ですね。

佐賀の老舗のカレー屋さんらしいです。

この辺りです

2012_05_29_南陽_メニュー


このメニューの裏に日本のカレーの歴史とお店の歴史が綴られていました。
30年以上の歴史が有る店のようですね。

2012_05_29_南陽_インドカレー


インドカリー、720円です。
私が好きなクミンが多めでしょうか、香辛料が効いてなかなかの美味さです。
鶏肉も良く煮込まれ、口の中で骨からポロリとほぐれ広がります。

スペアリブカレーも美味そうだったんですが、昨日ホルモンをタラフク食べたので今日は自重です。

その後、思い切って探索エリアを変えてみました。

何度も訪れているとついつい先入観で釣り場を見てしまいます。
要は、ダメと判断しフロッグを投げさえしなかったエリアをチェックしてみた、と言う事ですね。

すると思ったのとちょっと状況が違います。

絶対に釣れないと思っていたエリアでライギョの捕食音が聞こえます。

ご存知だと思いますが、ライギョは餌を捕食する時にパーンとかバフッと言う捕食音を出すのでライギョの存在と活性がある程度判断出来ます。
この捕食音が頻繁に聞こえて来るんですね。

ちなみに蓮の花が開くときにポンと破裂音がする、と良く言われますが、これはライギョの捕食音を勘違いしたのだと私は思っています。
蓮の池こそライギョの生息地ですからね。

それは置いておいて、釣れこそしませんがこのエリアのライギョは活性が高そうです。

とか何とか言っている内に、私と同行している一人が一匹釣り上げました。
ここでの写真は有りませんが60センチくらいです。

明日の最終日は、このエリアを中心に組み立てる必要が有りそうです。

佐賀 遠征 82012年06月08日 16:52

さて今日は5月30日、いよいよ最終日です。

朝一番で昨日捕食が多かったエリアに入ってみます。

2012_05_30_アカウキクサ


ポイントはこんな感じです。

水面をアカウキクサが覆い尽くしていて、普段だと近づく気さえしません。
何故ならこのアカウキクサは水面を絨毯のように覆ってしまい、キャストしたフロッグが上に乗っかった状態になってしまうからなんですね。

投げても投げても水面に届かなければライギョが釣れるはずが有りません。

ところが今日は、アカウキクサの密度が薄く、フロッグを投げれば上手く沈みこむ程度の密度でした。

暑いとは言え、まだ真夏の密生度まで行っていなかったんですね。

一人は左端の捕食が集中するエリアに向かってもらい、私は右端から攻めて行きます。
右側は捕食も無く静かなものです。

ゆっくりと移動しながらウキクサの下を50センチ刻みでフロッグを引いて行きます。

30投くらいした辺りでフロッグの横の水面がモワッと盛り上がり、フロッグに追いすがって来ます。
付きました。

そのままフロッグを2~3メートルくらい引いて停めると、後ろの水面のモワモワとした盛り上がりが接近し、そして停止します。
緊張の一瞬です。

数秒の間、動きを止めてフロッグを注視していると。

出ました、突然バコンと水面が爆発し、フロッグが吸い込まれます。

一気にハンドルを回しラインスラッグを取り腰を入れて大きく合わせます。

完璧にフックに乗った手ごたえを感じながら、糸フケを出さないように一気に寄せて来ます。
体を大きくくねらせながらの抵抗を無視して、一気にゴリ巻きです。

2012_05_30_ライギョ1


70センチ弱ですね。
サイズとしてはまだまだですが、釣れない状況での一匹はやはり嬉しいものです。

フロッグが帽子みたいになっていますが、どうやら外側からフッキングしたようです。
フロッグを横から食ったんでしょうね。

手早くリリースして釣りを続けると、10投目あたりで同じくバイト。

2012_05_30_ライギョ2


同じくらいのサイズですが、ちょっと頭が大きいですね。

こいつは後ろからきっちりと食っています。

2匹連発して、何だかもう満足してしまいました。

同行の一人は捕食、アタック、バラシは有るもののキャッチには至っていないようです。
気分を変える為に食事でもしましょうかね。

2012_05_30_阿羅漢


焼きそばの「阿羅漢」です。

大分県日田市のローカル食、日田焼きそばで有名な「想夫恋」というチェーン店が有りますが、この流れの別チェーン店ですね。

「想夫恋」は日田市に本社が有って、「阿羅漢」は福岡が本社みたいです。
ちなみに「想夫恋」は関東でも横浜青葉店が有ります。

どちらも美味しい焼きそばですが、「阿羅漢」の方がそばそのものに風味が有るように感じられ歯応えも良くて、私の好みです。
店舗にもよるでしょうが「想夫恋」は、普通の焼きそば麺に近いように感じられます。

ちなみに、そばは生麺でその場で茹でるのが両者の特徴です。

また大きな違いは値段ですね。

「阿羅漢」は610円、「想夫恋」は840円。
大盛りにすると「想夫恋」は1000円を越えてしまいます。
ちょっと私には高い気がします。

佐賀には両方の店舗が有るので、好みで選ぶと良いと思います。
両方とも美味いですよ。

さて、腹も一杯になったので釣り再開なのですが、私はもう何だか2匹で満足した気分です。

とりあえず、先ほどのポイントに戻ります。

ちょっと同行者が釣っているポイントを見に行くと、なるほど凄い捕食の具合です。

目の前50メートル x 50メートルくらいの範囲で、1分間に2~3回の捕食、たまに連続してあちこちで3~4回連発し時々デカイのが捕食しています。

これが朝からカレコレ3~4時間続いています。
どうなってるんでしょうね?
と言うか何を食べているんでしょうか。

フロッグにはたまに出るようですが、食いが浅くすぐにバレるようです。

これだけ食っているとすぐに満腹しそうなので、きっと小虫類か幼虫を食べ続けているんでしょうね。
だからフロッグなどの大きなベイトに強い食い込みを見せないんだと思います。

同行者は1~2時間ほど投げてはバラシを続けましたが、ちょっと疲れて来たようなのでスーパーにでも行って涼む事にします。

2012_05_30_モリナガ_モンゴウイカ


地元スーパーの「モリナガ」で見たモンゴウイカです。

これ本物のモンゴウイカ、カミナリイカだと思います。
関東では最近あまり見ないですね。
数が減ってるんでしょうか。
甲長が30センチくらいで780円は安いですねえ。
クーラーを持ってれば買って帰りたいくらいですが、残念です。

さ、涼んだ事ですし続行です。

同行者は大きなペットボトルを持ち込んで先ほどのポイントと心中する覚悟のようです。

私は離れて遠くのクリークをチェックして来ます。
1.5時間ほどブラブラしそろそろ5時を過ぎました。
飛行機の時間も迫り、チャンスも後わずかです。

ゆるゆるとポイントに戻ると、遠目に同行者のアタフタした動きが見えます。
これは釣れた?

近くまで行くと足元に確かに一匹のライギョが転がって、本人は満面の笑みです。
こちらも嬉しくなります。

今回同行者はちょっと苦労して、魚に恵まれていませんでしたがこれで安心して帰れます。

終わり良ければ全て良しです。

さて、帰る準備でもしますか。

今回は4人での遠征でした。
釣果は、それぞれ9匹、4匹、3匹、3匹でした。
私は3匹ですね。
ん?同行者の心配をしていましたが、私も釣れていないですね。
人の心配をしてる場合じゃ無かったようです。

次回は何とか頑張ってみますかね。

居酒屋 魚金2012年06月09日 15:47

佐賀の遠征日記も終わったので、中断した四国の遠征記録を再開しようかと思います。

もう何を書いていたか忘れてしまったので、リハビリを兼ねて普段の夕食の記事などを書いてみたいと思います。

仕事の帰りにちょくちょく仲間と夕食を摂って帰りますが、良く行く店を紹介してみます。

まずは、「魚金」ですね。
最近都内で魚メインの居酒屋が増えて来ましたが、その中でもボスキャラクラスの良店です。

私が良く行くのは五反田のお店です。

その良さは有名なので調べて頂くとして、コストパフォーマンスの良さがずば抜けています。

どれもこれもお勧めなのですが、刺身盛り合わせはちょっと信じられないくらいの質と量です。
3点刺盛りで1700~1900円くらいですが、全然3点では有りません。
6種類くらいのたっぷりの刺身と、丸の魚一匹がそのまま付いて来ます。

二人くらいで行ってしまうと、この3点盛りだけで満腹になってしまうので、よっぽど空腹でないと注文出来ないくらいです。

日によって魚は違うのですが、以前にマグロ、ヒラメ、ヒラマサ、タイラ貝、アジ、カツオ、それぞれゆうに一人前づつ × 6種類に、マゴチのデカイのが丸々一匹付いて来た時は、目を疑いました。

どう考えても普通の魚屋さんで買うよりも安いのですが、どうやって利益を出しているのか本当に謎です。

ちょっと控え目に頼んだ画像でも。

魚金_カツオ


上がカツオの漁師風だそうです。
ニンニクチップ入りのポン酢風味で水菜のシャキシャキ感が嬉しい一品です。

下は菜の花のお浸しです。
春らしくて嬉しいですね。
少な目に見えるかも知れませんが、菜の花でも丼いっぱいくらい入ってるのでうっかり食べると満腹してしまいます。

魚金_寿司


お寿司と酒肴3種です。

寿司は1/3くらい食べた後に慌てて写真を撮りました。
寿司も1000円前後なのでお得ですね。

酒肴3種はカッテージチーズに乗せたイカの塩辛、ナメロウ、蛍イカの沖漬けです。

これにビールとスパークリングワイン一本飲んで、二人で7000円くらいです。

とんでも無く安いですね。

日本酒の品揃えも多く、店員さんの対応も良いのでお勧めです。
いかがでしょうか?

五反田 かね将2012年06月10日 00:02

仕事の帰りに立ち寄る居酒屋「魚金」を紹介しましたが、別な店も。

何やかやで魚を食べる事が多いのですが、「魚金」以外にも良いお店が有ります。

蔵や


画像が暗いのですが、コハダ、ナマコ、カツオの盛り合わせです。
この店もハンパ無く良い魚を出してくれます。

刺身そのものの鮮度も素晴らしいのですが、この店の特徴はその鮮度が高い魚をそのまま火を通す料理にも使う事です。

ヒラメのフライ、マグロの串かつなどの揚げ物、アジの南蛮漬けなどなどを注文すると、刺身そのままの具材、丸のままの魚をいきなり下ろし始めるので、何だか申し訳ない気持ちになってしまいます。

店名は「蔵や」と言いますが、探すのは少々難しいと思います。
もしお店に縁が有るようでしたら、入ってみると良いと思います。

かね将


この店は五反田の「かね将」で、有名な良居酒屋です。
いつも何種類かの格安な刺身ときちんと手をかけたツマミを準備してくれている居酒屋です。

モツ焼きが美味いのですが、他の料理ももちろん美味いですね。
牛スジトマト、ガツ刺などが美味いと思います。

ここの特徴はハーフメニューが有って、1人飲みのお客さんでも何種類かのツマミを楽しむ事が出来る点です。

もう年配の常連さんが何人もカウンターに並んで飲んでいるのですが、1人で食べるには量が多過ぎて何種類も食べる事が出来ないので助かるでしょうね。
この画像も、たまたま常連席に座れた時に写した物です。

ちなみにハーフメニューは値段もキチンとハーフです。
量だけ少なくて割高なインチキハーフとは違いますので嬉しいですね。

そしてこの店は、店員さんのフットワークが軽いのも特徴の一つになっています。
とにかく全員がお客さんの動きを一つも見逃さないように気を配っています。

お客さんが注文する動きを見せるとあっと言うまに気が付いて、スッと近づいて来ます。

行ってみると分かりますが、この気配りは一度経験しておく価値が有ります。

私の食生活は何軒もの良心的なお店に支えられています。
これからも美味しい料理を食べさせて頂けるよう、末永く営業してくれる事を祈るのみです。